ドライフラワーの作り方4選!簡単な吊るす(ハンギング法)でリースを作ってみた

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ドライフラワーの作り方4選!簡単な吊るす(ハンギング法)でリースを作ってみた

忙しい生活の中、インテリアとして楽しむことができるのが、ドライフラワーです。

自宅で簡単に作ることができます。

なかでも吊るす「ハンギング法」は、手間が省け初心者におすすめです。

そのほか「シリカゲル法」「ドライインウォーター法」「グリセリン法」もご紹介。

こちらの記事では、実際に自宅で一番簡単な(ハンギング法)吊るしたあと、リースを作ってみました。

ドライに適した花、適さない花もあわせてご参考にしてください。

>>簡単!吊るしてドライフラワー|ブルーミー(bloomee)を二度楽しむ記事はコチラ

ドライフラワーとは

ドライフラワーの歴史は、古代エジプトでは貴族のお墓に花や植物を乾燥させ供えたと伝わっています。

ドライフラワー作りに最適な時期は、乾燥して気温が低い秋から春がおすすめです。

新鮮な花を使い、できるだけ早く乾燥させることでキレイに仕上がります。

直射日光を避け、風通しの良い場所で長く楽しむことができます。

ドライに適する花

水分量が少ないものは乾燥させやすいため、ドライフラワーに向いています。

バラ、カスミ草、スターチス、アジサイ、千日紅、ラベンダー、ミモザ、、ユーカリなど

それぞれドライに適する花の写真も紹介しています。

バラは乾燥させても形が崩れにくい特徴があります。

カスミ草は比較的乾燥に強く、初心者でも扱いやすいです。

スターチスは元々カサカサしていているので時間がかからず楽しめます。

アジサイはボリューム感があり、アンティーク調でニュアンスカラーのインテリアになります。

千日紅は花が開ききってないとドライになるまで時間がかかるので注意です。

ラベンダーは香りがよくリラックス効果があります。

ミモザは花や葉が落ちにくく黄色い小さな花が特徴的で、ふわふわとした質感が魅力的です。

ユーカリは爽やかな香りが特徴でグリーンとして組み合わせることができるので人気があります。

吊るす(ハンギング法)が一番簡単なので一度試してください。

ドライフラワーに適さない花

花びらが薄いものや水分が多い茎や太いものは、時間が経つとお花の色が悪くなるため、ドライフラワーには向きません。

スイートピー、桜、ユリ、コスモス、ダリア、チューリップなど

スイートピーの花びらは薄く繊細で乾燥させると花びらが縮んだり形が崩れやすくなります。

もスイートピーと同様花びらが薄く、色あせしやすいです。

ユリは水分を多く含む花で、カビが生えたり腐ったりもします。

コスモスはハンギング法(吊るして乾燥させる方法)では形が崩れやすいため適していませんが、シリカゲル法をおすすめです。

ダリアはかなりの水分が含まれており、乾燥に時間がかかりその間にカビが生えたり腐ったりします。

チューリップの茎は水分を多く含み、乾燥させると茎がしぼんでしまい花全体の形が崩れます。

吊るす(ハンギング方法)と3つの方法をご紹介

ドライフラワー4選をご紹介します。

  • ハンギング法(実際にリースを作ってみた!)
  • ドライインウォーター法
  • シリカゲル法
  • グリセリン法

ハンギング法(実際にリースを作ってみた!)

ハンギング法は吊るすことによって手軽に作ることができる基本的な方法で、手間がかからず初心者におすすめです。

乾燥方法
⚫️風通しの良い、直射日光の当たらない場所に吊るす
⚫️花を数本束ねて逆さまにする
⚫️10日〜2週間ほどで乾燥させる

風通しのいい部屋に洗濯バサミで花を吊るしたところ

2週間ほど吊るした花を束ねたところ

このまま飾ってもいいのですが、リースを使ってアレンジしました。

直径20cmのリースと長さ35cm✖️幅3.5cmの布製のリボン

ハサミとグルーガンも用意しました。

グルーガンとは

グルーとは樹脂のことで、ピストルの形をしています。スティックを熱で溶かしたボンド(接着済)で熱いボンドが冷めると固まってしまいますので、素早く作業を進めることが重要です。

グルーガンは、ホームセンターやネットショッピングで購入できます。

作り方を説明します。

  1. それぞれのお花の茎を3㎝ほど残してカットする。
  2. リースにカットした花を置き、色合いを見ながら仮置きする。
  3. 時計回りに花を置きアレンジします。(※ご自分の好きなやりやすい方向からで構いません)
  4. 配置が決まったらグルーガンで付けていく。
  5. バランスをみてリボン(蝶々結び)を好きなところにつける。
  6. 好きな花を配置したらグルーガンで着けて完成です。

リース作り|時計回りに花を置きアレンジする理由

多くの植物が太陽の動きに合わせて時計回りに成長する傾向があり、一定の方向に花を配置することでリース全体に統一感があります。

吊る(ハンギング法)で飾って楽しめますが、今回リースを作ってみました!

そのほか「シリカゲル法」「ドライインウォーター法」「グリセリン法」もご紹介します。

ドライインウォーター法とは

花瓶に花と少しのお水を入れ、時間をかけて蒸発させていく方法です。

適した花は、アジサイ、カスミ草、千日紅など

ドライインウォーターでドライにする順序

①花瓶に1〜5cmほどの少量の水を入れる。

②その水に花を挿す。

③室内の風通しの良い場所に置く。

④1〜2週間かけて水を自然に蒸発させて完成です。

1〜2週間かかりますが、花の色が悪くなることもあり注意が必要です。

丸い形のアジサイや小ぶりのカスミ草などが向いてますが、茎や枝のような曲がりやすい植物は時間が経つと首が曲がってしまうので、不向きです。

シリカゲル法とは

シリカゲル(乾燥剤)を耐熱容器(タッパー)に入れて作る方法です。

シリカゲルを使って形や色を生花に近い状態で保存できます。

適した花は、バラ、カーネーション、ビオラ、パンジーなど

シリカゲルでドライにする順序

①花首の下を2cm程度残して切る。

②密閉容器にシリカゲルを敷き、その上に花を置く。

③スプーンで花全体にシリカゲルをかけ埋める。

④容器を密閉し、1〜2週間ほど置けば完成です。

⑤シリカゲルから花を取り除く時は、慎重にしてください。

1~2週間かかりますが、お花の種類によって変わります。

※花が隠れるまでシリカゲルを入れ、蓋をして密封させるのがポイントです。

シリカゲルと容器(タッパー)のセットが嬉しい使用品です↓

グリセリン法とは

グリセリンをお湯に溶かし、新鮮なお花に液を吸い上げさせる方法です。

お花をそのままの形や大きさでの状態や、ふんわり感やしっとり感も残せます。

適した花は、バラ、カーネーション、カスミ草、マリーゴールド、スターチスなど

グリセリンでドライにする順序

①容器にグリセリンと熱湯を1:3で混ぜます。

②混ぜた液が冷めたら花瓶に移し花を挿します。(茎に切りこみを入れると吸い上げやすくなるためです)

③風通しの良い直接日の当たらない場所を選びます。

④1週間~10日ほどで、グリセリン溶液が葉や花に染み出て来たら完成です。

花のボリュームや色をできるだけ保ちたい場合に適していますが、他の方法に比べて手間とコストがかかります。

まとめ|ドライフラワーで素敵なインテリアを!

ドライフラワーの作り方4選をご紹介しました。

一番簡単なのが吊るす「ハンギング法」

花を花瓶に挿し少しの水を入れ蒸発させる「ドライインウォーター法」

シリカゲルを使って生花に近い状態の「シリカゲル法」

ふんわり感やしっとり感が残せる「グリセリン法」

今回、花を吊るしリースを作ってみました!ご参考にしてみてください。

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